オリジナリティあふれるデザインで唯一無二の存在感を放つイングランド発祥の貞操帯、Behind Barz。中世騎士の甲冑を彷彿とさせるデザインは愛好家も多く、世界中に装着者を見つけることができます。
Behind Barz は男性用貞操帯のみを扱っており、現時点では女性用は存在しません。
今回、当サイトではフォロワー様のご好意により Behind Barz 貞操帯の実物をお借りすることができましたので、写真を交えながら数回に分けて Behind Barz 貞操帯の詳細に迫ってみたいと思います。
同梱物
Behind Barz 貞操帯に付属する同梱物はかなり多く紛失には気を付ける必要があります。
- ウェストベルト右1・左1・背面2
- リアケーブル1本
- コックリング1つ
- ペニスチューブ1つ
- ペニスケージ1つ
- センター調整プレート3つ
- センタースクリュー(ゴムパッキン付き)1つ
- 鍵・錠2つずつ(同一鍵)
構造・特徴
構造は見ての通りのオールステンレス製で、クッション素材は一切使用されていませんからフィッティングが非常に重要になってきます。
ウェストベルト
ウェストベルトは単にステンレス版を曲げて丸めたのではなく、ウェストに沿うようにハの字型に構成されています。
これは単に1枚のステンレス版を使用するのではなく、左右と後ろの3枚のステンレス版を組み合わせることにより、サイズ調整とハの字型のフォルムの両方を可能にしています。
ベルトの両端は正面で重ね合わせます。
3点で結合するのでハの字型の角度を調整するには多少の工夫が必要になってきます。
ウェストベルトの厚みは 1mm。
他の金属製貞操帯に比べると薄い部類になり、フィッティングのしやすさはありますがセキュリティは不安が残ります。
リアケーブル
リアケーブルは 4mm 厚ほどあり、曲げることが可能です。
両端がスクリューになっており、金具をウェストベルト背面とペニスケージにそれぞれ取り付け、そこにをリアケーブルを取り付けていくことになります。
手順としては、最初に固定具をウェストベルトに固定してリアケーブルを回転させながらはめ込み、次にペニスケージに固定具を配置してペニスケージを回転させながらリアケーブルを嵌め込んでいきます。
かなり煩雑であり慣れが必要な作業になります。
また、単に回して接続するだけなので装着状態でリアケーブルを回せば外せるように思うかもしれませんが、双方が右回しで締めるため貞操帯を装着した状態ではリアケーブルを回せないようになっています。
ペニスケージ
ペニスの保護はコックリング、ペニスチューブ、ペニスケージの3重構造となっており、かなり厳重にペニスを拘束します。
写真では奥から、ウェストベルト、コックリング、ペニスチューブ、ペニスケージ、センタースクリューの順に並んでおり、この順に装着していきます。
コックリングとペニスチューブは省いても構いませんが、その際には代わりにセンター調整プレートを挟んでウェストベルトと結合したときの厚みを同じにします。
ペニスケージは様々なオプションが用意されています。
現時点で最も堅牢なのは Hannibal3 のペニスケージとなっており、全面がステンレスで覆われた構造となります(洗浄はしにくくなります)。
また、ケージの裏側は全オプションで排尿のための通気口が設けられているので安心です。
ペニスチューブ
ペニスチューブは standard と enclosed の2種類から選択できます。standard チューブは洗浄がしやすい構造となっており、enclosed チューブはチューブ全面がステンレスで覆われており、セキュリティが高められています。
また、ペニスチューブのサイズも選択可能であり、PA を固定するためのオプションも選択可能です。
写真は PA オプションの付いた standard チューブです(一見フレナムピアス用に見えますが PA リングを通すためのオプションです)。PA のリングをこのバーに通してねじ止めすると、装着した状態ではネジを回すことができなくなります。
コックリング
コックリングはペニスの根元を押さえつけるためのリングプレートで、陰嚢まですべて通してボディに密着するように装着します。
これによりペニス全体の一を固定し、貞操帯を揺らした時の振動を吸収すると同時にペニスがペニスケージから出ることを防止します。
コックリングは40mm から 60mm まで 5mm 単位で選択可能です。
センタースクリュー
センタースクリューはウェストベルトとペニスケージを連結し、固定するための大きなネジになります。
画像のように最初にゴムパッキンを中央に配置してからスクリューを締めていきます。このスクリュー自体は単に締めるだけであり施錠することはできません。
錠・鍵
最後に錠と鍵ですが、こちらは少し特殊な仕組みになります(詳しくは装着手順で解説します)。
2つに違いはなく、どちらに装着しても構いません。また、どちらの鍵でも解錠可能です。
貞操帯本体側には錠をはめ込むためのネジ穴が切られており、そこに錠を回しながら嵌めていきます。
また、上部には切れ込みが設けられていて、切れ込みまで錠を締めると施錠した際に錠を回せなくなる仕組みとなっています。
錠は重心が中央でないため、ただ円回転して閉まるのではなく楕円状の軌道を描いで締まっていきます。慣れないと非常に困惑すると思いますので、装着手順で詳しく解説したいと思います。
次回、装着手順(執筆中)
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