世界的にヒットした CB6000 の金属版。リングサイズが 40mm, 45mm, 50mm の3種類、ペニスケージが短・長と2種類選べるので自身のサイズに合わせて購入しやすい。CB6000 はややペニスが小ぶりの方に向いている貞操具で、サイズの大きい方やサイズの変化が大きい方はタイトに感じやすい（そのぶんスリップアウトはしにくいのでトレードオフ）。重量がややあるので市販のストラップを購入するか自身でひもなどを腰に巻いて重量を軽減せると長期装着しやすい。

組み立て式のベースリングは装着しやすいが同時に毛も挟みやすいので慣れが必要。ベースリングはエッジを丸く整えているがエルゴノミックデザインではないため肌へのやさしさはあまり期待しない方がよい。また CB6000 はペニスチューブの通気口が少なく蒸れやすいので入念にお手入れを。南京錠は動くとカチカチ音がすることがあるので気になる方は接触面にクッションやシールを貼るなどして対策を。排尿用のスリットは比較的大きく排尿しやすいが、尿道口の位置を正しく合わせておかなければ惨事になる。

剝き出しの南京錠はやはりセキュリティーにおいてマイナス。3点でペニスケージを支えているので耐久性も高い。亜鉛合金なので堅牢性は高いが、（水道の蛇口のように）クロムメッキを施して輝きを出しており、経年変化で剥離する場合がある。

ベースリング・ペニスケージ共にサイズ調整可能なオーソドックスな定番貞操具が 2,000円台で買えるのであればリーズナブルではないだろうか。初めての方で、自身のサイズ感を確かめてみるのにもよいかもしれない。

ベースリングが 40mm, 45mm, 50mm の3種類から選べ、エルゴノミックなデザインを採用して陰嚢下部の圧迫を軽減させているのは好感が持てる。ペニスケージは1種類のみでケージの幅は 33mm と小さいが、この貞操具はペニスの膨張と伸長を開放的なケージの隙間に分散させる設計で、ペニスをケージに押し込んでボンレスハムのように装着するのが基本スタイル。重量は金属製貞操具としては標準的だが陰嚢に不快な重さを感じるならストラップを用意するべき。

開放的なデザインで通気性は高く洗浄しやすいため衛生面は問題ないレベルに保てる。ベースリングはスリップアウトしない範囲でなるべく大きなものを選択してください。断面が四角形のベースリングの場合、軟膏等を積極的に塗った方が快適です。ケージ先端の丸い排尿口からの排尿は現実出来ではないので、尿道口を別のスリッドに移動させて行ってください（便座に座って排尿した方がよいです）。自然に湾曲したペニスケージのデザインは装着感は良いがややモッコリする。

ジェネリックシリンダー錠採用で可動部がなくよい。ステンレス鋼材で耐久性や防錆性も高い。開放的なペニスケージ上部は（実際にはかなり頑丈ではあるが）やはりセキュリティの弱さをイメージさせてしまう（装着者に破壊する気を起こさせてしまう）。3点でペニスケージを支えているのはよい。

ケージサイズは選べないが 1,000円台なのでコスパとしては良い方だと考える。

ベースリングが 40mm, 45mm, 50mm の 3種類から選べるのはその他の貞操具と同じ仕様。リングの形状が陰嚢下部にやさしいエルゴノミック設計になっているため長期装着の安定性が高い。ペニスケージも自然な形をしており長期装着には向いている。重量があるので市販のストラップで固定した方が長期装着しやすい。エロティックなデザインに見えるが亀頭部のふくらみを除けば意外とオーソドックスな形状で負担になりにくい。ペニスチューブがタイトでサイズが選択できないのは残念。

金属の剛性を生かし、開放的にペニスチューブを設計することで群れやにおいの心配を軽減している点は良い。通期性能は高く通気性や洗浄の問題は問題ないレベル。排尿もしやすいように大きめのスリッドが入れられていて、素直な形状とあいまって排尿はしやすい。カリが大きい方は不要に勃起を繰り返すと亀頭部の入り口で擦れて痛みを伴う可能性がある。

ジェネリックシリンダー錠の採用、3点でペニスケージを支える機構、均等に配置された格子、金属の剛性などセキュリティ性能はスキがない。尿道プラグのオプションがありセキュリティ性能をさらに上げてくれそうにみえるが、プラグは長期装着に向かず危険性もあるためお勧めしない。

3,000円台で他の金属製貞操具と比べると値が張るが、セキュリティ性能や快適性能は高いので試してみる価値はあるかと。