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あそこ vol.2

あそこ vol.1
この作品はフィクションであり、登場する団体・人物などの名称はすべて架空のものです。 自己紹介 まずは自分のプロフ・ご主人様である「付けさせた人」と出会った顛末です。 自分の簡単なプロフです。 現在27歳、身長182cm~183cm、体重70...

レザーイベント

行きましたよ、レザーイベント。

タンクもらっちゃたし、行かないと悪いような気がしたし、やっぱ好奇心か恐怖に勝ちました。
まさかね、これがね、今思えばね、人生転落の始まりですよ。スルーしてりゃね。カラダ腐らずに済んだかもね。

さすがにデニムではアレだと思って革パン買いました。フェイクレザーだけれどね。4500円くらいだった気が・・・

それでもすげー散財気分でしたよ。本革はムリ。買えない。まあ、安くは無いが入場料分だと思えば我慢もできる。

当日はワークブーツにフェイクな革パン、貰ったタンクにライダース革ジャン。アンダーはドンキで買った黒のボクブリ。

それが精一杯ですよ。23歳の新社会人だもん。カネ無いし。経験も無いし。完全なる未知の世界でしたから。

タンクはホントにピッチピチ。タグ見たらSSサイズでやんの。男が着られるサイズなのか?

繊維生地と違ってラバーなんで硬いし伸びしろ無いし、悪戦苦闘で着られるまで10分!すんげー締めつけ拘束感。

会場までは当然電車。初めてのファッションだったし、やっぱ恥ずかしかったですよ。電車に革パンのヒト、まずいないし。

会場前でも入場に躊躇しました。やっぱり怖いですから。入場したら屈強なレザーマンに寄ってたかって!な妄想してましたし・・・。

近くの立ち飲みコーヒー屋で1時間ですよ。踏ん切りつくまでね。往生際が悪いよね。チキンだよね。

でもね、その店のいかにもイベント参加者で~す!ナリした人がね入ってきてコーヒー飲んで出てゆきました。

こっちには気付かなかったみたいだけど、怖そうなヒトじゃなかったし(ちょっとカッコ良かった)、ならば清水の舞台!ですよ。

入場しました。怖・・・くないよ。普通のクラブイベント・・・でした。

薄暗い照明とピカピカライティングと大音量ミュージック、DJの煽るような喋り。空間自体は良かったです。

踊る?というか中にいるお客さんだけが異常な風体、それだけです。

でもね、レザーイベントと言う割にはね、革モノの方多くない。みんな裸なんだよ。特に上半身。

ほぼ7割方がブーツ、ビキニかケツ割れ、シンプルなボディーハーネス、グローブ、なの。あと革キャップの方もいた。貞操帯姿はいなかったな。当たり前か。

下は革パン穿いてても上は裸にハーネスな方も多かった。みんなマッチョなの。筋肉モリモリ。貧弱なヒトいない。眩暈したわ・・・。

自分はそのままのナリしてました。晒せるようなガタイじゃないし、ってか貧弱すぎましたもん。出せるわけがない。

フリードリンク制なんで、カクテル貰って、気分を落ち着かせです。落ち付けば、怖い感じの人はいない。肉体系だらけだけどね。

年齢的には20代後半から明らかに自分の父親並みのミドルさんまで。さすがにミドルさんはシャツ着てたどね。

「キミいくつ?若いね。誰の紹介?」なんて、何人からも声掛けられました。そして「楽しんでってねー」とフレンドリーではある。

下僕犬

お犬様が2匹いました。これ、衝撃でした。

お犬様と言っても若い男のコなんですけど、革製の犬型のマスク付けられて四つん這いなんです。

肘や膝には黒色のサポーターしてた。まあ四つん這いだからね。首輪してリード付けられて、飼い主さんが引き廻し。

もちろん全裸で股間が隠せるだけのケツ割れにね、それはいいんだけど、アナルから尻尾出してた。というか挿して付けてた。

2匹というか、二人のうち一人はね、今の俺並みの墨入れされてたと思う。明らかに焼印もね。「犬」って文字をね。

その時は衝撃通り越して、それよりも「すげーな!」って感心しちゃってたんだけどね。感動すらしてた。

圧倒されたんだね。凄いの見たわ!だったから。犬君の人生なんて想いもしませんでしたよ。
まさかね、その3~4年後にね、自分がそうなっちゃうなんてね(犬になることではない)、想像すらしませんよ。予兆ですよ。

もう一匹、じゃなくてお一人は肌はキレイ。墨も焼印も無い(普通そうだ)。でも明らかに何かで叩かれた赤い痕が複数。

そっちはね鞭やらケインやらの打たれ台?やらされてました。客がチップ払って鞭握るの。それでぶっ叩くのね。

ぶっ叩くと彼は「きゃん!」だの「わん」だの鳴き声をだす。「痛っ」は無かった。結構痛そうだったけど、プロ根性感じました。

すると叩いた側はケツ割れの腰ゴム部分に諭吉のおじさんや一葉さん挟むの。それがチップ。なんか下品感が・・・。

ニュースの歴史映像で見たビキニで踊るアーカイブな外人男性ダンサーと、おひねりねじ込む女性の姿を思い出した。

一打高っっ!て思いました。鞭一つで5000~10000円だよ!あとから聞いたらチップとして犬君二人で山分けだそうです。

その時思った。俺、それだけ貰えるのなら20発ぐらいは耐えてやる!ってね。もしかしたらこれも予兆(あとから聞いたら、飼い主さんの中間搾取は無いそうです。全て犬君のものだそうです。信じて良いと思います)。

プライベートスペース

会場はさほど広くないんだけど、あの方がいらっしゃらない。クローズなイベントだしチケット配ってた位だから主宰者側?

イベントスタッフに聞こうと思ったけど、そこで困った。セール行ったわりにはその時名前も聞いてないし。

ん、そういえばチケットにナンバーとホストのイニシャル入ってたような気が・・・。

チケットは入場の際に提示すると台帳とチェック、枠に記入、入場済みのスタンプ押して返してくれてました(会場の外に外出可能なので、その際はスタッフに提示。手の甲に透明スタンプを押される)。

それ、スタッフさんに見せてダメ元で「こちらの方はいらっしゃいますか?」聞いてみた。直ぐにチェックしてくれて案内されました。

パーテーションとカーテンで仕切られた個室が4室あって「スペシャルルーム」ってプレートが出ている。2室が使用中(いや、プライベートスペースだったかな?秘密のプレイはこちらの中で!な案内も付いてました)。

スタッフさんが1室に声を掛けました。そして「どうぞ~」と招き入れ。あられもない姿のその方がいらっしゃいました。

彼、ソファに腰掛け、上半身はハーネスの裸(けっこうガタイ良かった)。

下はと言うとちょっと書きにくいんですが、革パン下げて局部丸出し!っていうかしゃぶられてました。

ブーツにアンダーだけの若い男性が跪いてその方の***をしゃぶっているんです。

それ見て、おれ、固まってました。そして固まってる俺に「来てくれたんだ!ありがとう!ようこそ!」

おれ、どんなリアクション取っていいかも判らないし、そもそもこの辺り、記憶とんじゃってます。

衝撃過ぎる絵でして・・・。固まったまんま。今と違ってうぶでしたもん。

もう一人、同じ姿の男のコがいて、ソファをすすめてくれ「ドリンク、お飲みになりますか?ご用意させていただきます」

確か断ってはいないと思います。なんか頼んで(断れる空気じゃなかった)、何かを飲みました。全然覚えてない。

・・・中略(記憶ごちゃごちゃです)・・・。で、とりあえず落ち着いて話せるようになってからになります。

その方は、「まさか本当に来てくれるとは思わなかった。(チケット3枚配って行ったの俺一人)」「キミに声かけてよかった」「提供したタンクを着て来てくれてうれしい。」「フェイクの革パン買ってまで!なんて散在させて申し訳なかった。」「個室はクローズイベントでも法的な事情で猥褻物系行為を隠すため」「個室を使う方は多くない」「男性二人は(いわゆるその時点の)下僕(奴隷ではないらしい)で部下のようなもの」な主旨。

そして二人の男性の紹介。自分も自己紹介。下僕さんは無口で脇のソファで待機。自分はその方と会話。おしゃべりというより会話。

会話の流れの中で「キミは******な経験あるの?」・・・・・そして下僕さんを呼ぶ。
そして「こちらの方にして差し上げなさい!」「証明書をお見せして!」

???となっていると下僕さんが「失礼します。レザーパンツ、お下げいたします」。

えっっと思う間もなく革パン下げられました。その手際のよいこと!

下半身をボクブリに姿にさせられた時に証明証とやらを提示されました。何ですか、これ?

説明によると、いわゆるHIVや性病には罹患していない、陰性の照明。免許所のコピーも。プレイしても安全!の証明です。

うろたえている俺に「初めてなの?彼らは安全だよ。(感染症の)心配は無いから。せっかくだからやって貰えば?」

有無を言わさず下僕さんに「こちらの方は初めてだから優しく丁重にね。」

おれ、抗う術はありませんでした。ボクブリ下げられ、ちっちゃいちんちんを少しばかりしごかれ、下僕さんのお口の中に。

暖かく、柔らかく、くすぐったい。

判らんうちに自我崩壊。体液放出。2回発射しました。発射というより出てしまった!な感じです。

コトが終わって「どう?よかった?」と尋ねられても恥ずかしいし、頭真っ白だし、記憶崩壊。

そのあとは下僕さんを交えておしゃべり。何しゃべったかは覚えていません。

やがて下僕さんお二方は退室。フロアで自由な時間を楽しむそうです。あとは自由に過ごさせるそうです。

まあ、このくらいになると明らかに非日常過ぎる空気の中で、自分をやっと取り戻せました。

でも会話の内容などは記憶なし!なんです。

その方のグラスが空だったので中座してビール貰って来ました。「グラス空いてましたんで、ビールですがよろしいですか?」

ごめんね、俺はクルマなんで・・ということで慌ててソフトドリンク貰いに走ります。

ビールは自分が飲み干し。酒、強くない方ですが、酔いは全然回りません。

そして「あなたはセールにもこちらにも来てくれた。私がお渡ししたものを着用して、それに合わせてパンツまでね。」「ドリンクにも気付いてくれたしね。あなたに声をかけさせて貰って良かった。ありがとうね」

あそこ vol.3
夜明け イベントは18時開場(だったと思う)で終夜営業です。終了時刻は午前6時。 3時過ぎに動きが。「僕らはそろそろ撤収するけど、キミはどうするの?まだ遊んでく?」 自分、「ちょっと疲れました。始発電車が動くまでここにいます。乗りものも無い...

写真:aliexpress.comfetishhotels.com, takehereasy.com/

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