純潔工房は日本初の本格的貞操帯ブランドです。
これまで貞操帯はヨーロッパに一日の長があり、貞操帯を作るには、英語や為替レート、関税や渡欧など多くの障害がありましたが、純潔工房ならそれらの障害が全てなくなります。日本人なら押さえておきたい貞操帯ブランドでしょう。
純潔工房の貞操帯は Carrara Designs の貞操帯をオマージュして設計されており、快適性や堅牢性のための新しいアイデアが詰め込まれています。純潔工房は金属製貞操帯の中で最も人に優しい貞操帯と言えるでしょう。
本業の傍らで貞操帯製作を行っているため、納期が不定になりやすく連絡が取りづらい面が玉に瑕です(本稿の執筆時点では連絡が取れなくなっています)。
構造・特徴
純潔工房は6つのヒンジを持ち流線型にカーブしたエルゴノミックなウェストベルトと、ペニスをスッポリと包み込むくの字型のペニスチューブが一体化したアンダーベルトが T字型に結合する構造になっています。
ウェストベルトをはめ、股下からアンダーベルトを持ち上げながらペニスを挿入し、フロントシールドの穴ににウェストベルトの両端のピンをはめ込んで装着します。施錠するとフロントシールドの穴からウェストベルトを抜くことができなくなり、取り外しできなくなります。
しっかりと固定した状態では貞操帯のあらゆる部分が体に密着するため、揺すったりしてペニスに刺激を与えることはできず、射精もできません。ペニスチューブは体に食い込むように設計されているため、横からペニスを引き抜いたりするような不正行為も行えません。
日本製らしい精密さときめ細やかな配慮が施された貞操帯で、装着がとても楽です。また、全体がポリッシュで磨かれ鏡のように移るシルエットは一種の芸術品を思わせます。
ウェストベルト
ウェストベルトは Carrara Design とほぼ同じ形状をしており、左右に 3つずつヒンジが付いています。ヒンジは精巧に溶接されているため、僅かなガタツキもありません。
ウェストベルトの内側は厚さ 8mm のネオプレンゴム製スポンジクッションが貼られており、ウェスト全体を優しく包み込みます。
このヒンジとクッションの組み合わせこそが純潔工房の貞操帯の装着を楽にしている最大の特徴で、体の動きに合わせてウェストベルトが変形します。そして、たとえ変形してもウェストベルトの周囲長は変わりませんから、貞操帯から逃れることはできません。
ウェストベルトの長さは左右各5段階、約 90mmの調整が可能ですから、たいていのウェストサイズの変化には対応できる柔軟性があります。
リアシールド
リアシールドはバー状になっており、アヌスへの異物の混入ができなく設計してあります。オプションでアヌス部分が左右に楕円形に開いたタイプも要望することができます。
このタイプであれば排便は容易ですが、アヌス遊びができてしまうためトレードオフです。
リアシールドは長さを調整することが可能で、9mm単位で最大 45mmの調整が可能です。また、リアシールドにも後端とペニスチューブ下端にヒンジが採用されており、自由な運動を助けてくれます。
セキュリティー
錠は信頼性の高い ABUS 南京錠が採用されています。南京錠はツルの部分が最も弱いため、破壊時には真っ先にツルが狙われますが、純潔工房の貞操帯ではこのツルの部分がフロントシールドの内部に完全に隠れるようになっているため、破壊できません。
さらには純潔工房オリジナルの、鍵穴のピッキングと不正を防止するための封印オプションも用意されています。このオプションは CB-X シリーズなどのナンバリング錠のアイデアを応用したものと言えます。
南京錠の鍵穴を封じるように錠の下に取り付けたステンレスバーを、付属の圧着工具とワイヤー・リングスリーブで固定することにより、装着者の不正なピッキングを防止すると共に、このステンレスバーを外したことが管理者にバレてしまうよう設計されたものです。
リングスリーブにワイヤーを通し、付属の圧着工具で締めるとユニークな記号が刻印されるようになっており、この圧着工具を持たない装着者はワイヤーを切断すると元に戻せないようになっています。
材質と硬度
純潔工房は丈夫で錆びにくい SUS304 ステンレスで作られています。厚みは綺麗に研磨されているため薄く見えがちですが 2mmあります。幅は最も狭いアンダーベルト部分でも 12mm あり十分な破壊耐久性を持っています。
貞操帯を外した状態で力を入れたり工具を用いれば、ステンレスを曲げて各部位のフィッティングを行うことができます。ただ、サイドバーやペニスチューブの接合部は非常に硬く任意に曲げることは困難でしょう。
ペニスチューブ
ペニスチューブは直径 38mm、内径 35mmで、入り口に厚さ 6mmのステンレスリングが取り付けられています。このリングは縦長の楕円形になっており、縦 33mm、横 28mmで、やや締め付けを伴う設定になっています。
ペニスチューブの内部は丁寧に磨かれており、安心してペニスを長期間挿入することができます。
チューブ下端は排尿のための 2.6mm の穴が 12個配置されており、最下端には 8.5mm の大きめの排尿穴があります。ペニスの洗浄はこの穴からシャワーやウォシュレットの水を注入して行いますが、1週間ほど装着するとどうしても臭いが発生します。
排尿後は残尿が付着するため丁寧に取り除く必要があります。また、ペニスは下向きに固定されるので小便器を使うことはできません。
排便
純潔工房はアヌスの真下をバーが通る T型貞操帯ですが、排便は比較的容易に行うことができます。
その秘密はリアシールドの接続部です。この接続部を中心としてリアシールドを左右に回転させることで、アヌスを容易に露出できます。とは言えペニスチューブを握ってある程度強く左右にズラす必要がありますから、通常アヌスに異物を入れるのは難しいでしょう。
また、排便時はウォシュレットを用いた方が手早く清潔にできます。
運動・スポーツ
純潔工房は非常に運動性能の高い貞操帯です。
座ったり歩いたりと言った日常生活は当然問題なく、走ったりすることはもちろん、テニスやバドミントンなどの激しいスポーツさえ行うことができます。ただ、自転車やバイクはペニスチューブがしたから突き上げ、ペニスの根元に食い込むので難しいでしょう。
快適性
正しくフィッティングされた状態であれば、時に装着していることさえ忘れる快適な装着感が得られます。
また、外部からのシルエットもそれほど不自然には映りません。貞操帯を装着した人間が不自然に思うのは、自身の自信のなさから来るものであり、堂々と振る舞っていれば誰も貞操帯を装着しているとは気付かないはずです。
ただし、股間をぶつけるようなアクシデントには十分注意する必要があります。特に金属などの硬いものとぶつかると、人間の体からは通常出ない、大きな不自然な音が発生します。
ペニスチューブは比較的ゆったりと設計されており、勃起した際にも痛みが発生することはありません。貞操具などでは朝勃ちの激しい痛みが連続装着の妨げとなっていますが、純潔工房ではそのような問題は一切発生しません。
ウェストベルトのネオプレンゴムは曲げに弱いため、貞操帯を装着していないときに大きくヒンジを開いたりすることは避けてください。ネオプレンゴムが割れます。
また、ネオプレンゴムは接着部分が劣化して剥がれてくることがあるので、状態に応じてメンテナンスが必要でしょう。純潔工房では有償でゴムの交換を受け付けています。
写真:純潔工房