トアミは日本の埼玉県に拠点を持つアダルト商品卸売大手ですが、卸売を生業とするだけでなくアダルトグッズの販売も行っている企業です。
そのトアミがアダルト商品のこれまでの販売実績や小売からのフィードバックを元に開発した 2024年時点で最新の貞操具が「PREMIUM E-STIM CHASTITY CAGE」です(ちなみにトアミは 2020年に処女作「チェステティケージ (CHASTITY CAGE)」を発売しています)。
この貞操具は日本製であることも目を引きますが、なにより面白いのは電撃機能を搭載していることでしょう。
トアミは後発メーカーであり老舗かつ大手の卸売であることから、PREMIUM E-STIM CHASTITY CAGE はこれまでの貞操具の問題点にもアプローチした変態的かつマニアックな商品に仕上がっています。
デザインと構造
PREMIUM E-STIM CHASTITY CAGE は画像の通り、全体的に凹凸のない流線型のフォルムをしています。後発メーカーの貞操具は下着やズボンを履いたときのシルエットを自然に見せるため、流線形状になっていることがほとんどです。
構造はペニスケージとベースリングを組み合わせる一般的な 2ピースタイプですが、接合の仕方はベースリングの突起部分をペニスケージの上部にはめ込むユニークなスタイルになっています。これは後述するようにペニスケージ上部に電撃ユニットが内包されているためです。
ペニスケージ
ペニスケージは他の貞操具に比べて高さがあり個体サイズが大きく見えます。
PREMIUM E-STIM CHASTITY CAGE のペニスチューブは上下に別れており、上部は電撃ユニット、下部はペニス挿入スペースとなっています。
ですからペニス挿入スペースが特別広いと言うわけではありません。
また、電撃ユニットのぶんだけ上部に厚みがあるので、タイトなパンツを履くと他の貞操具より若干の膨らみが確認できます。
ペニスケージは多数の通気口が開けられており内部の衛生を確保すると共に ABS樹脂に厚みをもたせることで堅牢性を損なわないよう配慮されています。
実際にペニスケージを握ってみてもとても頑丈にできていることがわかります。
ペニスケージのサイズはご覧の通りで割と小さめになっており、日本人向けと言えるでしょう。
ケージの長さはトアミの処女作「チェステティケージ (CHASTITY CAGE)」よりも長めに取られているため、弛緩時のペニス長がある程度ある方や、弛緩時と勃起時の差が大きい方はこちらの PREMIUM E-STIM CHASTITY CAGE をお試しください。
ベースリング
ベースリングは電気ユニットを搭載した専用のものとなっており、他の貞操具のリングを流用することはできません。
注目すべきは人間工学に基づいた流線型のデザインで、股間のラインに沿うように設計されています。
実際に装着してみるとボディに沿って均等にベースリングの圧力がかかり、さらに下部の電極平面が会陰の裏側に押し当たり心地よい緊張感を覚えます。
この電極平面は割と厚みがあって広く存在感を主張するため、いつでもペニスに電流を流される様になっていることを意識させてくれます。
下着を装着するとペニスケージが下着で押し込まれ、貞操具が下向きになりますが、そのときにベースリングの流線形状がボディへの無理な圧迫をしないため、自然で快適な装着感を永く維持することができます。
このベースリングは3サイズ用意されていますので、特別大きな方・小さな方でない限り自身に合ったサイズを見つけることができるでしょう。
もし2つのサイズで迷ったら必ず小さめのサイズを選択するようにしてください。
身体にしっかりと電極を当てておくことで電撃のショックを和らげることができます。
ペニスケージとベースリングの接合
ペニスケージとベースリングは上部で接続します。
装着に慣れないうちはこの接合部の穴に皮膚や陰毛を挟んで痛い思いをすることがあります。リングをペニスケージと接合するときは周辺部分を指で押さえて空間を作り、挟み込みをなくす工夫が必要です(慣れれば自然とできます)。
また、しっかりと鍵穴の位置を合わせないと鍵がなかなか締めにくいようです。
次に、ベースリングが流線型になっている関係で、リング下部が陰嚢を押し出すような格好になり、ペニスケージとの間で陰嚢をしっかりとホールドします。
このため、通常スリップアウトしがちな陰嚢の小さな方もセキュリティを確保できそうです。
他の貞操具と異なるのは、PREMIUM E-STIM CHASTITY CAGE は上部の1点のみで接続することです。
貞操具は通常安定性と堅牢性を確保するために、ペニスケージからベースリングに向けて3本の突起が出ており3点で接続して支えるようになっています。
PREMIUM E-STIM CHASTITY CAGE は厚くて硬い接続ピンであるものの1点のみですからどうしても不安さを覚えます。
ベースリングとペニスケージをそれぞれの手に握って折ろうとすれば、おそらく男性であれば折れてしまうはずです(高価な貞操具なのでそんなことはしないと思いますが)。
実際他の貞操具も同様のことをすれば折れるでしょうが、貞操帯・貞操具で大切なのは心理的強度の確保です。「このようにすれば多分折れるだろう。脱出できるだろう」と思わせること自体が問題となります。
この点は是非改善を要望したいところです。
次に電撃ユニットについて見ていきましょう。
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