Lori’s 貞操具は本格的な射精管理を望む人のための金属製貞操具です。
ペニスピアスを併用することで、貞操具でありながら男性の自慰と射精を厳しく管理・コントロールできる堅牢性・セキュリティー・快適性を備えており、貞操具の1つの到達点と言っても良いでしょう。
これらの貞操具は Mistress Lori の射精管理奴隷である Paulie と Mike がせっせと製作しており、クラフトマンシップな手作り感のある製品になっています(前時代的と言う人もいます)。
製品の種類は非常に多く、どれも魅力的な形状をしています。各種類ともピアスの太さ・ペニスチューブの内径・長さなどを指定できるようになっていますので、ご自身の趣向とサイズにピッタリ合った貞操具を手に入れることができるでしょう。
注文はネットで行え、約1.5ヶ月ほどで到着しますが、もっと早く入手したい場合はページ内に掲載のある在庫品から選ぶこともできます。また、注文後も英語ではありますが Mistress Lori が装着に関して相談やアドバイスを受け付けてくれる点も心強いですね。
構造・特徴
Lori’s 貞操具は 316L ステンレスで作られており、装着にはプリンス・アルバートまたはフレナムタイプのペニスピアスを必要とします。ペニスピアスなしで装着できるモデルもありますが、セキュアではありません。
雁下の性感帯部分を貞操具でスッポリと覆い、装着者が性的快感を得ることができないようにします。貞操具はピアスによってこの位置に固定されるため、鍵を持たない装着者はこれを外すことはできず、自慰も射精もできません。
無理に外そうとすればピアスを食いちぎることになりますから、装着者はとても恐ろしくて外す気も起きないでしょう。
タイプは大きく分けて3つあります。
- 雁下のみを覆う最も小さくて軽量なタイプ
- 竿全体または一部を覆うロングペニスチューブタイプ
- CB-X シリーズのような Oリングを備えた一般的な貞操具タイプ
※これらのタイプに亀頭を覆うフードが付いているものがほとんどです。
装着方法
ペニスが弛緩した状態でペニスチューブに挿入します。チューブのサイズや長さによっては入りづらいことがありますので、ストッキングや紐・潤滑剤などを使って挿入します。
ピアスの穴に貞操具の位置を合わせ、貞操具の下側からピアスを挿入していきます(プリンス・アルバートタイプ)。フレナムタイプの場合は貞操具の横下から通していきます。
付属のロックを挿入口に被せるようにして嵌めて施錠します。施錠が完了するとピアスが亀頭をしっかりと固定し、ペニスをペニスチューブから抜き取ることができなくなります。
貞操具の装着中は性感帯部を除いてペニスに自由に触れ勃起もできますが、自慰や射精は一切できません。
施錠機構
Lori’s 貞操具の施錠機構は、Steelworks のような専用ネジと専用ドライバーで固定するタイプとエースラジアル錠タイプの2つがあります。
前者の方が価格が安く貞操具の施錠部がフラットになって見た目が良いですが、ねじ穴を舐めてしまったりする危険性があるため、取り扱いに不安のある方はエースラジアル錠タイプを選択した方が良いでしょう。
鍵は注文ごとにユニークになっているため、装着者が不正に別の鍵を入手することはできません。
快適性とセキュリティー
Lori’s 貞操具は金属製であり、プラスチック製と比べて厚みが薄くても堅牢性を確保できることから、プラスチック製でよくある締めつけによる激痛はあまり発生しません。この点は金属製貞操具のメリットと言えるでしょう。
また、Lori’s 貞操具は基本的にピアッシングによってセキュリティーを確保しますから、例えば Oリングが多少ゆるめでも問題ありません。
Lori’s 貞操具の装着者は鍵部を接着剤などで埋めて二度と取り外せなくする「永久貞操」にチャレンジする方が多く、そのシーンを撮影した動画も数多くアップされています。そしてこの事実は Lori’s 貞操具の様々な情報を教えてくれます。
- 永久貞操を決意できるほど装着が楽で衛生面に問題がない
- 装着されるといかなる方法でも自慰や射精をすることはできない
- 決して破壊できないほどの堅牢性がある
そう、Lori’s は装着者の自慰を完全に防止できる貞操具なのです。そしてその貞操具を生涯装着していられるほどの貞操具なのです。
しかし、このような快適性やセキュリティーを得るためには自身のペニスにしっかりと合ったフィッティングが絶対条件となります。
Lori’s の最大の問題点
Lori’s 貞操具で最も問題となるのが、その重さです。
種類にもよりますが Lori’s 貞操具はおよそ 200g 程度あります。およそ卵3~4個分の重さです。これが常にペニスの先端にぶら下げられることをイメージしてみてください。かなり負荷がかかることが分かると思います。
特にフレナムピアスは皮膚との接触面積が小さく一カ所に負荷が集中するため、装着者が重さに耐えられない場合が多いようです。
このため Lori’s 貞操具を選ぶ際には、プリンス・アルバートタイプにする、なるべく軽量のものにする、内径の小さなものにする、Oリング付きのものにするなど、重量負荷を分散できる手段を考えた方が賢明です。特にペニスの収縮率が高い方は Oリング付きのものにした方が良いでしょう。
また、装着時はペニスをしっかりと保持してくれるブリーフタイプの下着を履くとピアッシング部分に常に負荷がかからなくなるため楽です。
この点を解決できれば Lori’s 貞操具はあなたとその管理者にとって、生涯かけがえのない貞操具になれる可能性があります。また、1回目の注文はサイズ確認用と割り切り、何度か注文して自身に最適なサイズにしていくことも大切です。
排尿
基本的に立ったまま小便器で用を足すことができますが、プリンス・アルバートタイプの場合は尿があちこちに飛び散ったりすることがあります。
また、勃起した状態だと尿道がペニスチューブに圧迫されて尿が出づらくなります。
運動・スポーツ
Lori’s 貞操具はペニスにピッタリ装着するタイプの貞操具ですから、装着していることが第三者に分かることはまずありません。安心して装着することができます。
運動も問題ありませんがペニス先端に負荷がかかりますので、ペニスが激しく揺れるスポーツは避けた方が無難です。もしくはサポーターなのでペニスをしっかり固定して臨みましょう。もちろん股間をぶつけたりすることは厳禁です。
メンテナンス
鍵部分はゴミや垢が溜まりやすいので清潔に維持する必要があります。このとき金属用の潤滑油などを使うとかえってゴミが付着しやすくなるため、強めのシャワーで流したりピンセットなどの先の細いもので汚れを取り出すなどした方が良いでしょう。
また、各施錠機構は、鍵や専用ドライバー・六角棒スパナをしっかりとはめ込んでから回すことが重要です。そうしないとネジの頭を舐めてしまい取り外せなくなってしまいます。
また解錠具を取り付けたら、いきなり大きなテンションをかけて回してはいけません。ゆっくりとネジがついてきてるか確認しながら回していきましょう。
サイズの測定方法
Lori’s 貞操具はピアッシングによってセキュリティーを維持するタイプの貞操具であることと、金属製である(プラスチック製より厚みが薄くてもセキュリティーを確保できる)ことから、ある程度、ご自身の裁量や希望によってサイズを変化させても装着が可能です。
ここでは Lori’s サイトに記載のある公式のサイズ測定法を和訳したものをご紹介しますが、掲載されている数値が不自然なため和訳を変えている部分があります。この点につき情報をお持ちの方がおられましたらご連絡ください。
ペニスフード付き貞操具の最良の測定方法は、ペニスの根元からペニスの最先端に沿って長さを測ることです。また、ペニスフードのない直線上の貞操具の場合は、ペニスの根元から亀頭の開始位置(雁下)までを測定します。ペニスフードのない貞操具に対して亀頭の長さを測定に加えてはいけません。また、暖かい部屋で測定してください。
長さ(ペニスフードなしの貞操具の場合)
亀頭を持ってゆっくり 5つ数えながら亀頭を床に向けて引っ張ります。その状態でさらに5つ数えてから、ペニスの根元から亀頭直下(雁下)までの長さを測ります。亀頭の長さを含めてはいけません。直径
約 20cmぐらいの布テープを使って亀頭直下のペニスの円周を測ります。このときキツく測るのではなく自然な周囲を測ってください。出てきた数字を 3.14 で割って直径を得ます。次に、この布テープを使ってペニスの根元(陰嚢も含めたペニスの付け根)の周囲を測ります。テープをゆ少し緩めて指が一本入るぐらいの間隔を作ります。例えばこれが 16cmであれば、この数字を 3.14 で割った約 5.1cmがあなたの Oリングのサイズです。
この作業をあなたがすると装着者はは興奮してペニスサイズが変化し、正確な測定ができないことがあるので、装着者自身にやらせるべきでしょう。
こんな人に向いています
- 貞操帯は敬遠したいが、しっかりとしたセキュリティーは確保したい人
- ピアッシングに否定的出ない人
- プラスチック製の貞操具では物足りない、射精できてしまう人
- Lori’s 貞操具のデザインが気に入る人
価格
標準的なタイプのもので 6万円~
問題点
- ピアッシング部に負荷がかかり長期装着できない
- 排尿時に飛び散ることがある
- 貞操具の割に価格が高価