カテーテルや尿道ブジーを用いた調教は、数ある調教の中でもユニークなものでしょう。それはこれらを用いて調教することで2種類の快感を味わうことができるからです。
1つは排泄を制限される快感。マゾヒストは人間が普通に行えることを制限されると快感を覚えます。排泄は人間が生きていく上で絶対に必要な行為です。それを制限されると自分自身がとらわれたように感じ快感を覚えるのです。
もう1つはカテーテルやブジーによって性感帯が刺激されることです。前立腺やクリトリスをこのような調教デバイスで直接刺激されるととても気持ちがいいのです。
カテーテルやブジーには様々な素材や形状のものがありますので可能な限り紹介していきましょう。
導尿カテーテル
男性女性とも尿道に差し込んで膀胱内の尿を強制的に抜き取るデバイスです。男性の場合はペニスに導尿カテーテルを差し込まれるシーンが見えやすいため、差し込もうとしただけで気が動転してしまう人もいます。
ネラトンカテーテル(ロビンソンカテーテル)
こちらはネラトンカテーテルでご覧の通り単にチューブだけで出来ています。材質は医療用ゴムやシリコンがあり、シリコンの方が耐久性に優れています。
これを尿道に差し込み膀胱まで達すると先端に空いた穴から尿が流れ込んで自然と尿が排出されます。逆に言うとカテーテルを挿入されると、排尿したくなくても強制的に排尿させられます。ネラトンカテーテルはカテーテルを留置しておく手段がないため、排尿が終わると抜き取ります。
カテーテルを用いた前立腺刺激が目的なら、後述のバルーンカテーテルよりもネラトンカテーテルをオススメします。
最初は 12Fr のような細めのカテーテルから挿入するようにしましょう。カテーテルは Fr(フレンチ)と呼ばれる単位で太さが示されます。この数字を3で割ると直径(外径)になるので覚えておいてください。
バルーンカテーテル(ディスポーザブルカテーテル)
こちらはバルーンカテーテルです。先端に風船のように膨らんだバルーンが付いていることからそう呼ばれます。このバルーンは反対側から減菌水または蒸留水を注入することで膨らみます(生理食塩水はバルーンが詰まるので使ってはいけません)。
バルーンが閉じた状態でカテーテルを膀胱まで差し込み、減菌水を注入してバルーンを膨らませることでカテーテルが膀胱から抜け落ちなくなります。恐ろしいですね。
カテーテルを挿入してバイブ刺激を与えたり、液体注入するようなプレイの場合はバルーンカテーテルがよいでしょう。
尿道ブジー(金属カテーテル)
さらに恐ろしいカテーテルがあります。尿道ブジーと呼ばれる金属カテーテルです。金属で出来ているので曲がりません。これを尿道に差し込まれます。重さがあるのでゴムやシリコン製のカテーテルのように差し込まなくても自重で自然と刺さっていきます。



太さも大小様々なものが用意されています。中には1cmを越える目を疑うような太さのブジーもありますが、細いものから次第に拡張していくことで入るようになります。
尿道ブジーは前立腺を直接刺激することを目的としたデバイスです。膀胱まで入れるものではありませんから、間違っても無理に押し込んだりしないようにしてください。また、最初は細いブジーからはじめます。
尿道プラグ付き貞操具
尿道プラグを備えた貞操具ももちろんあります。これらのプラグは前立腺まで届く長さを有していませんので、単に装着者に苦痛を与えたり貞操具を外しにくくするために用いられます。プラグは内部が空洞になっていて装着者は貞操具を装着したまま排尿することが出来ます。
カテーテルは購入先と使用期限に注意
あまり知られていないことですが、カテーテルは未開封の状態であっても素材の劣化に伴う使用期限があります。使用期限はカテーテルの外箱や外装ラベルに記載してありますので、使用前に必ず確認してください。
また、一部のネットアダルトショップでは使用期限を考慮せずに期限の過ぎた古いカテーテルを販売していることがあります。このようなカテーテルを体内に挿入するのは非常に危険ですので、購入先のショップは慎重に選択してください。
基本的に流通量の多い大手アダルトショップでは在庫の回転が早いため残存期限の長いカテーテルを入手することができます。念のため本サイト推奨のショップをご紹介しておきます。
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![]() バルーンカテーテル |
![]() 金属カテーテル(尿道ブジー) |
![]() 尿道プラグ付き貞操帯 |
カテーテルの挿入
尿道は体の内側であり、言うまでもなく非常にデリケートな部位です。しかも尿道が傷つくと排尿時に激痛を伴います。しっかりとした知識を持ってリスクを減らし、調教を楽しみましょう。
カテーテル調教でまず気を付けなければいけないのが衛生と消毒です。これを怠ると尿道炎や感染症のリスクに晒されます。衛生を保つ自信がないならカテーテルプレイはパートナーのためにも諦めてください。
カテーテルは毎回新しいものを使うのが基本です。医療ゴム製とシリコン製がありますが、使い捨てにするのであればどちらでも構いません。留置プレイを楽しむのであればシリコン製の方が耐久性があってよいでしょう。
カテーテルプレイの前に、する側は爪を切り手指をアルコールで消毒、される側は陰部を薬用石けんで綺麗に洗っておきましょう。次に挿入直前に陰部を消毒します。消毒液はイソジンを使うのが手軽でよいでしょう。尿道口の中心から外に向かって渦巻きを描くように広めに塗布します。
カテーテルは実際に尿道に挿入する直前までパックから出さないようにします。また、カテーテルを取り出したら床や肌など消毒していない部分にどこにも触れないように注意してください。
カテーテルはそのままでは滑りが悪くなかなか尿道に入ってくれません。そのため事前に潤滑油を塗布します。潤滑油は減菌オリブ油を用いるとよいでしょう。その他、グリセリン、キシロカインなども使えます。
カテーテルの挿入方法
装着される側は膀胱に尿を少し残しておいてください。また、カテーテルから出た尿が床を汚さないようタオルやマットを敷くなど事前に準備しておくとよいでしょう。
バルーンカテーテルを用いる場合は事前にメモリ付きの注射器を用いてバルーンが正常に機能するか確認しておきます。膀胱内でバルーンが破裂すると膀胱内の圧力が上がって危険ですから、バルーンには空気ではなく減菌水を入れます。また、バルーンの最大(または推奨)許容量はパッケージに記載されているはずです(およそ 3~5ml 程度)。
男性の方が女性よりも挿入が難しいですので男性の挿入方法についてご紹介します。なお、執筆者は医療従事者ではなく、自身の体験と関係者やネット情報などを元に紹介していますので、詳しく知りたい方は別の文献などを当たってください。どのような事態になっても責任を取れません。
ペニスを効き手と反対側で握ります。雁首の下あたりを指でしっかり持って90度直角に維持してください。包茎の場合は包皮が被らないように指でめくった状態を維持します。勃起したペニスの方がカテーテルが入りやすいと言う話もありますが、尿道が細くなる上に角度が上向き過ぎ、さらに挿入する長さが長くなるため筆者はそうは思いません。それにたいていの方はカテーテル挿入時は弛緩しているはずです。
男性の場合、挿入し始めてすぐに亀頭の内部あたりで軽い抵抗があります。無理に押し込もうとせず、少し捻ったりしながらゆっくりと入れていきます。そこを過ぎると比較的容易に入っていくようになります。
ペニスを過ぎ、体の内部に入り始めると尿道括約筋部分で尿道が曲がってくるため入りにくくなります。このときも力を入れて押し込んではいけません。ペニスの角度をやや下向きにしたり、ゆっくりと捻ったりして、体に馴染ませるように入れていきます。経験的にはペニスをやや引っ張ってやると尿道のカーブが緩くなりカテーテルが入りやすいように思います。
カテーテルが膀胱に達するとファネルと呼ばれる先端から尿が出てきます。バルーンカテーテルを用いる場合は、そこからさらに1~2cm カテーテルを挿入してバルーンを膨らませます(排尿用の穴よりバルーンが膨らむ位置の方が下にあるので、しっかりと膀胱まで挿入してから膨らまさなければいけない)。
バルーンに注入するのは減菌水または蒸留水です。決して空気を挿入してはいけません。空気を挿入すると万が一膀胱内部でバルーンが破裂した際に膀胱内に圧力がかかって危険を伴います。また、生理食塩水も管が詰まってしまう危険性があるので避けてください。
最後にカテーテルから手を離し、カテーテルが抜け落ちないことを確認します。決してカテーテルを強く引っ張ったり重りをぶら下げたりしてはいけません。
カテーテルプレイの楽しみ方
ずいぶんと堅い話をしてしまいましたが、ここからは楽しみ方です。最初は怖さが勝って快感を得られないかもしれませんが、慣れてくると自然にカテーテルを挿入できるようになります。
膀胱の手前には前立腺があります。カテーテルを挿入するとこの前立腺が圧迫刺激されて快感を伴います。わかりやすい人だとカテーテルを入れてエッチなことを想像したり、カテーテルを少し回したり抜き差しするだけで足がガクガク震え頭が真っ白になるほどの快感を感じる人もいます。しかもこの快感、ずっと続きます。
この快感は射精の快感の比ではありません。無理に例えるなら、FX で自分の大金が目の前で溶けていくのをどうすることも出来ず呆然と眺めているときの、永遠に続く射精のような快感です(例えが悪いですね)。もちろん精液は出ません。
この射精を伴わない快感のことをドライオーガズムと言います。逆に精液が出るオーガズムはウェットオーガズムです。ウェットオーガズム(射精)は終わってしまうと賢者タイムが訪れ一気に正気に戻ってしまいますが、ドライオーガズムは射精を伴わないため、カテーテルを抜かない限りいつまでも快感が続きます。
カテーテルやブジーで前立腺を刺激する(前立腺初期化)
ネラトンカテーテルやブジーを用いれば前立腺を狙い撃ちして刺激を与えることが出来ます。
カテーテルの先端が前立腺を通過すると、激しい快感を伴います。さらに前立腺部分でこすったり捻ったりすると強烈な刺激が訪れます。さらにはペニスが勃起すると尿道が圧迫されさらに刺激が強くなります。
この状態で PC筋(ピューボコクシギウス筋:オシッコをガマンするときの筋肉)に力を入れてみてください。ペニスは異物を尿道から押し出そうとする働きがありますが、PC筋に力を入れるとその働きがより強くなり前立腺への刺激が強烈になります。
このように前立腺で快感を得られるよう感度を向上させていくことを「前立腺初期化」と言います。
他人にされるとさらに刺激が増す
自分でやっても強烈な快感をもたらす前立腺刺激ですが、他人にされるとなると、自分ではどうしようもない焦燥感や被虐感も加わってこの上ない体験が出来ます。そもそも人間は自分で加える刺激よりも他人から加えられる刺激の方が強烈に感じるようですね。
手足を縛られ、強制的にカテーテルやブジーを挿入される自分を想像してみてください。そしてその快感からは逃れられない。気持ちよくて気持ちよくて悶え苦しむのです。そんな刺激をずっと与えられるのです。快感調教は SM の極致、調教の極致とも言えるでしょう。
中には自己拘束デバイスを用いて逃れられない前立腺刺激を体験する人もいます。写真のような数時間程度の拘束を実現できるデバイスを用いて自身を拘束し、その間前立腺刺激を受け続けます。
前立腺刺激を強く感じる人はしっかりとした体勢で行わないと、正常な感覚を維持できなくなり危険な一面がありますが、これほど刺激的な体験はないでしょう。
カテーテルとエネマグラの併用は危険
エネマグラは肛門から挿入して前立腺を刺激するデバイスです。エネマグラもカテーテルやブジーと同様強烈な刺激を得ることが出来ます。
しかし、エネマグラとカテーテルを併用すると前立腺を多方向から圧迫することになり負荷がかかりすぎて危険です。初期化が完了すればどちらか片方の刺激でも十分すぎるほど強烈ですから、両方同時に使うようなプレイは控えましょう。
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