調教の世界で用いられるデバイスの中で最もポピュラーな拘束具が手錠や足枷と言った手足を拘束するデバイスです。
手錠(簡易タイプ)
実は手錠は大きく分けて雰囲気を味わう遊び用の簡易タイプと本格的な(本物の)タイプがあります。そしてその違いは手錠のある部分を見ると見分けることができます。
簡易タイプの手錠は簡単に外せる
手錠の根元の部分を見てください。白丸の部分に突起状のものが出ているのが分かるはずです。また水色の丸の部分には何やらレバーのようなものがあります。
もう1つ別の手錠を見てみましょう。
こちらにもやはり鍵穴の横に小さな突起(黒丸)とレバー(水色丸)があります。
実はこの黒丸や白丸で示した突起は手錠を外すための仕組みとなっていて、手錠を嵌められた状態でこの突起を上下に動かすと手錠が外れる仕組みになっています。
そして水色丸のレバーはこれを上げ下げすることで手錠をこれ以上締まらなくするようにできます。
つまりこれらの手錠は鍵をかけても装着者自身が自由に外せてしまう手錠で、本格的な調教用途には今ひとつ使えない雰囲気用のデバイスです。
その代わり価格は比較的安めですが、材質や品質的に雰囲気を味わう程度のものが多いのが特徴です。
用途を考えて選ぼう
もちろんこういった手錠が無意味だとは言いませんが、外せてしまう手錠では調教プレイの臨場感が物足りないと考える人も多いでしょう。ですから手錠はプレイの目的に応じて選ぶようにしましょう。
このような簡易タイプの手錠でよければ、安く手に入るものがいくつかあります。本サイトは本格的な調教をテーマとしていますので、このような手錠はあまりオススメしませんが、いくつか参考デバイスを挙げておきます。
イージーカフス |
セックスエクストラ手錠 |
メタルカフス |
本格手錠
実際に警察や等で使用されているのと代わらないクオリティの手錠です。対象者を拘束することを目的に作られていますから、素材は極めて頑丈で鍵なしにて錠を外すことはできません。
このような本格手錠には上記の簡易手錠のような脱出用のバーなど付いていません。ずっしりと重く冷たくしっかりと手首に嵌まります。調教初心者の方などは手錠を見ただけで気が動転してしまう人もいるほどです。
メテオールシリーズ
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金属手錠は意外と跡形が残りにくい
手錠などの拘束プレイではプレイ後の手首や足首の跡形が気になる方が多いと思います。特に夏場は半袖なので手首の跡残りには敏感です。
意外かもしれませんが手錠の跡形は、縄や革手錠と比べて意外と早く消えてなくなります。これは手錠が金属であるため、縄や革のようにしっかり手首に巻き付けて締める必要がないからです(もちろん手錠を嵌めてぶら下げるなど手首に負荷をかけ続ける場合はこの限りではありません)。
プレイ後の跡残りが気になる方は金属手錠を検討してみてください。
革製手錠
革の持つ肌触りとしっかりとした拘束感が好みの方も多いでしょう。実際に革製の拘束具は医療機関でも使われるなど信頼性と耐久性が確認されたデバイスでもあります。
革製品の選び方
革製の拘束具選びのポイントは安物は決して買ってはならないことです。これは拘束具に限った話ではなく、あらゆる革製品に共通して言えることでしょう。
安物の革製品は革自体の強度が弱く、簡単に歪んで抜け出せてしまいますし、何度も繰り返し使用できないものもあります。
次に両手を連結するチェーンの部分を確認してみてください。この部分が単なるフックになっている物は自力でフックを外して両手の連結を解くことができてしまいます。
そのような簡易的な革手錠でもよい方もおられるかもしれませんが、ここで紹介した革手錠は全て本格的な高速タイプのものになりますので、連結用の金具が付いていないことがほとんどです(南京錠などで連結してください)。
金属手枷・足枷
まるで中世ヨーロッパ時代を思わせる足枷・手枷です。これを嵌められれば気分はもはや奴隷です。
手枷・足枷 |
手足首枷 |
このタイプの拘束具は非常に頑丈で手錠のような快適性はあまりありません。またサイズが合わないとキツすぎたり緩すぎたりして効果的に使えませんので、購入前に対象者のサイズをよく確認するようにしましょう。
その他のユニークな手枷・足枷
他にも手足を拘束するためのユニークな拘束デバイスが存在します。いくつかご紹介しましょう。
こちらは革と金属の融合した手枷です。内側はネオプレンゴムで優しく手首に接し、外側は金属板でしっかりと拘束してくれます。施錠できるようになっているため外すことはできません。
こちらはイモビライザーと呼ばれる拘束具で首と両手を厳しく連結施錠します。首の後ろ側で両手を連結されますので、これを装着されると全く何も抵抗できなくなってしまいます。射精管理のメンテナンスにも有効に使えるデバイスです。
ストラディバリウスと言えばヴァイオリンの名器ですが、その名を冠した非常に凶悪な拘束具です。その分厚さは拘束具の中でも群を抜いており、装着者を服従させるのに十分な説得力を持っています。
こちらはご覧の通りペニスと両手を拘束するデバイスで、施錠されると手を前に回すことができなくなります。強く引っ張るとペニスを強く刺激され被虐的な気分を味わえる調教デバイスです。