射精管理調教および貞操帯のメンテナンスを行う上で最も大切なのは、貞操帯を装着された被管理者にペニスへの接触・逃亡・離脱の機会を与えないことです。これは想像する以上に難易度の高い問題です。
相手は男であり、しかも長期間射精を許されず性欲の塊となった獣なのです。この獣は貞操帯を装着されている限り大人しくしていますが、離脱のチャンスがあるとなればたちまちその本性を現し凶暴化します。
本気で射精したいと思えばそれこそ死にものぐるいで拘束を解きにくるでしょう。そのような不正行為を一切させず、またいかなる時もそのようなチャンスはないことを十分理解させるためにも射精管理調教では厳重な拘束が必要です。
革製・金属製の拘束具が最適
拘束は物理的に破壊が不可能なものであることがベストです。相手はあなた以上の腕力を持った獣であると同時にあなたと同等の知性を備えた知的生命体です。ソフト SM のような安易な拘束では簡単に離脱できるばかりか、少し力を加えたり頭を使えば破壊できてしまいます。
そのようなことを決して行えないよう、調教時は最低でも革製のできれば金属製の拘束具を用いなければなりません。
革製の製品は肌に優しく柔軟にフィットするため、さほどサイズを気にする必要がなく手軽で便利です。よりセキュリティの高いバックルの部分を南京錠で施錠できるタイプもあります。
安物の製品は革が柔らかすぎてキツく拘束したつもりでも抜けてしまうことがよくあります。革はある程度硬くしっかりとした製品を選ぶようにしましょう。
吊しのように長時間負荷をかけると手首が変色し、これが数日間続くことがあります。また締めすぎると手首の血流が失われて後遺症が出ることもありますから、こまめに手のひらの温度をみて血流が確保されていることを確認してください。
一方、金属製の手枷は破壊の心配がなくて安心ですがサイズ選びが重要です。サイズが合わないと全く役に立ちませんので、手錠のようにサイズを調整できるものやカスタマイズオーダーが可能なショップで手に入れるようにしましょう。
メンテナンス調教の際には、手枷は体の前ではなく後ろで拘束するかベッドの上に施錠固定するなどして装着者がペニスに触れられないようにしましょう。もちろん貞操帯を外すのは両手足の拘束が完了した後です。
注意点としては、金属製の手枷で吊しのような調教は手首に重大な損傷をもたらしますから慎むか短時間に留めるべきです。
貞操帯のメンテナンス時に最適な一体型拘束具
貞操帯装着者の自由を奪い安心してメンテナンスするには、やはり装着者の手足共に封じるのが効果的です。
このような一体型調教デバイスに、19世紀ヨーロッパ型の首・手・足を鎖で連結するタイプがあります。これを後ろ手に装着することで、貞操帯装着者は逃げることも貞操帯の最装着を拒むこともできません。首と手をだけを拘束するタイプやしっかりとした革製のものでも十分な効果があります。
さらに厳重に拘束した上でメンテナンス調教したい場合はこんな一体型の拘束デバイスもあります。
このデバイスにかけられたらもう貞操帯装着者は観念するしかないでしょう。貞操帯を再装着されるようがミルキングされようが何も抵抗できません。自由が与えられるのはペニスを檻に入れられ貞操帯を施錠された後なのです。
エロティックだが危険な拘束具
写真のような首と両手を一体化して拘束する魅惑的な調教デバイスがあります。これらも装着者の自由を著しく奪い取る調教デバイスです。
しかしこのようなデバイスは、首に大きな負担をかけることを覚えておかなければなりません。これは首回りの金属が太く/サイズの小さなものであればあるほど、可動範囲が狭まり危険性が増します。不意のテンションや躓いたりしたとき、最悪、首の骨が折れる危険性がありますから使用には十分注意すべきです。
首輪はそれほどキツく締めなくても外せませんので、購入される場合は比較的ゆったりとしたサイズを選ぶようにしましょう。
さらに安全でセキュアな医療グレード
医療器具としての拘束デバイスは、様々な試験によって装着者の安全が考慮され長時間の使用が可能なだけでなく、装着者が決して拘束デバイスから逃れられないよう設計されており、既に多くの医療機関で実績を得たデバイスです。多少値は張りますが、これ以上の安心はないデバイスです。
調教の際に最も悲しいのは、意図しないのに拘束具が外れてしまうことです。これでは管理者はもちろん装着者も雰囲気を損ねてしらけてしまうでしょう。安物の革製拘束具や不必要にヘビーな金属製拘束具を買って失敗するより、このような医療グレードの拘束具を検討してみるべきかもしれませんね。
最後に
繰り返しますが射精管理調教は遊びではありません。被管理者のペニスは刑務所並みの厳重さで管理・監視されなければなりません。囚人が決して檻から出られず社会生活の自由がないのと同じく、被管理者のペニスも決して貞操帯から出られず射精の自由はないのです。
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