この作品はフィクションであり、登場する団体・人物などの名称はすべて架空のものです。
自己紹介
まずは自分のプロフ・ご主人様である「付けさせた人」と出会った顛末です。
自分の簡単なプロフです。
現在27歳、身長182cm~183cm、体重70kg前後かな。
11月生まれの蠍座さん。本名は漢字で「翔」と記し「つばさ」と称します。自分の名前、付けさせた人が気まぐれに晒してしまいました。
なお、苗字はベタ過ぎるんで‥‥ナイショです。
都内在住です。男のコ同志のカップルさんでも婚姻と同じ証明書もらえるトコ。
理系出身です。有機化学大スキです。ちなみに理科大は受験したけど落とされました。
高校時代に防虫剤からアンパン(トルエン・キシレン)いわゆるラリッちゃう有機物作って、それ、ヤンキー仲間に配って、すんげー叱られた思い出があります。
今朝ほどのニュースでやってた、じょんなむさん殺めた化学物質「パラチオンメチル」、はい、構造式が浮かびました。農薬の一種です。メチル基をアセチル基に変えると毒性は‥です。
スポーツは中学校時代から高校生まではバスケットやってました。自分の学校、文化部構成員でも運動部参加が義務付けだったんで、なんチャってバスケ部。
選んだ理由はきつくなさそうで、なおかつ希望者が少なかったからです。
卓球とかラクそうな部に希望が殺到したのですが、定員があるので抽選。あぶれたヤツは陸上とかラグビーとかキツそうな運動部へ強制配属!
サッカーとかラグビーはですね、男色系な空気が少なからずありました。
自分ですね、そっちの部活の連中から言い寄られたことはあります。ですがバスケ部内ではその気配皆無。オトコは皆、オンナノコ以外に興味無し。
カッコいい部員が数名いてね、お近づき!企てても「キモい」「寄るな」でしたから。
弱小なレベルでしたけど、地区大会なんぞにはしばしば参戦しました。テク、あるよ。
あとは自転車。ロードレーサーとマウンテンバイクの2台持ち。勿論テクあるよ。
パパがサーフィンやるヒトなんで自分も波乗りさんのマネゴトしてます。
大学時代は体育会系バスケはキツそうだったんで同好会のはしご。フットサルなんぞにも手を染めたりしています。アクティブです!
出会い
自分が「付けさせた人さん」と初めて出会ったのはあるあっち系のショップでした。
そのショップは映像コンテンツ以外に書籍やウェア、いろんな小物、レザーものが充実してました。
社会人になってしばらくしての時期で、興味はあったんだけどリアル店舗に入る勇気がなくてね。店入っても直ぐ出ちゃう。
最初の敷居って凄く高いんです。♂専門はね。好きなんだけどなかなか・・・女性系中心の普通のアダルトショップ、LOVEショップはね、学生時代から友達と出入りしてたんだけどね。
男好きには抵抗感は無いが・・・。てか、自分、女の子もそこそこ好きなんですけどね。
バイのヒトなんで・・・気持ち的にはオンナノコ=3割弱、男のコ7割ちょっとの比率です。
高校生の頃、初めて渋谷のワイルドワン(だったかな)に入店した時以上のドキドキ背徳感。社会人なのに、んー俺は中坊か・・・って気分でした。初アダルトショップ、氷河さまはいかがでしたか?
そのショップでですね。レザーもののコーナーでディスプレイしてあった商品を崩してしまっったんです。
慌てて拾い集めていると「大丈夫ですか?」と店内にいたお客さんに声を掛けられました。これが彼との始めての出遭いです。まさかGAYショップで知り合うとは出来過ぎなんですが・・・。
そしてその方とお連れの若いコ(男の子)が拾うのを手伝って下さったんですよね。ショップスタッフさんが気付いてやって来た時にはあらかた片付いてたんですけどね。
怒られも、不快な顔もされませんでした。怪我ありませんか?って。ね。自分、その方にお礼言いました。
そしたらその方、「キミはこういうのに(革モノに)興味があるの?」と質問されます。
続けて「こういった店のはね、正直しょぼいよ。所詮ね、どうしてもね。値段が値段だしね・・。」なんてやりとりがありました。
大したやりとりじゃなかったんだけど別れ際に会員セールの入場券だか招待券だかくれたんです。
「ココ来るといいよ。専門店のセールあるから。輸入もので高いけどね。観るだけでもね」って。
迷ったけれど行ってみました。よくは知らんのですがビザール?(ってなんなんだ?)系のWEBショップらしいです。
かつてはリアル店舗があったらしいのですが、今(当時)はほぼ会員制のネットビジネスだけみたいでした。
今も良く知らんです。彼の仕事手伝っててもそっち系は無さそうだし、あるかもしれないけど俺、事業の全容は知らないし。
招待
圧倒されましたよ。巷のLOVEショップと全然違う。
仮設のクセして内装しっかり!照明、ディスプレイに凝りまくりで電子的なミュージック。その時は10日間限定の出店だったと思います。商業ビルの一室を借りたとのことでした。
見たことも無いような品物がいっぱい。革モノやラバーもの、新素材やミラバケッソ?的なモノ。脳ミソグルグルです。
ユニセックスっていうか、男性ものも女性ものも中性?的なモノもまあ、あるわあるわ。(貞操帯がらみは無かった筈です)
値段見て驚き。新卒社員がカローラじゃなくてレクサス買う感覚な価格設定。
覚えているのは長さ2mの一本鞭(重い)、50000円・革製のボディーハーネス(革分厚い)80000円、レザー製のボンデージウェア150000円・ラバー製のキャットスーツ120000円・重さ10㌔の鉄枷40000円。
俺の脚より長いニーハイブーツやら30種類以上の全頭マスクとか革やゴムのアンダーウェアとか鼻血出そうになりました。
そんな感じだったと思います。
そのショップで先日の方とお逢いしました。「あ~あの時の・・・来てくれたんだ。ありがとう」。
客なのか主宰者なのかはよく判りませんでしたが、結構おしゃべりしたんです。お茶まで出してくれて。
お茶くれたから主宰者かな?けど、明らかにお客さん風が勝手にお茶してくし、そっちはなんかゆるい感じでした。
他愛の無いハナシだったんだけど、歳とか家族構成とか趣味とかエッチ歴とかそんなこともあったような気がします。
お客さん、ぽつぽつ来てました。見た目30代以上の男性が多いんですが女性の姿も。そして皆さん、身なりが良いんです。デニムにTシャツの俺、年齢的にもあまりに場違いな感じでした。浮いてたもん。
その方と顔なじみらしきお客さんが「こちらのイケメン君は新しいカレ?若いコ好きだねー」なんてのもあってね。
陳列商品、何点も試着しました(今思えばさせられた)。タイトなモノが多かったです。
貧弱な肉体なのにね、革モノ・ラバーもの・新素材モノ、とにかくいろいろ。枷や手錠やイカニモな拘束具まで試着。ディスプレイな檻にまで入りました。全頭マスク、ハーネス、枷、ラバーのビキニ姿でね。
写真まで撮られましてね。その時はアミューズ体験でしたけどね。まさかね。
半日以上いたんですよ。10時過ぎから16時回るまで、って一日じゃん。簡単な軽食まで出してくれました。
明らかに特殊分野だし、他のお客さんも勝手気ままに自由してたから「そんなものかな」って思ってたんですけれどね。
帰り際にまた招待券。「クローズなレザーイベントがあるんだけどね。こっちも来て見ない。私も参加するんでね。」
聞けばレザーフェチの集まりで完全招待制のクラブイベントでした。
「招待券と一緒に年齢確認できるものもね。」
どうやらチケットは正価ならば15000円らしかったです。決して安くはない。いや高い。記憶曖昧。
参加者は革モノ(ラバーものも可)でキメキメするらしいんですけど、それが無ければデニムに黒系のTシャツでも無問題とかの説明。
その時は自分は特に革フェチじゃないと思ってたし、そもそも持ってる革モノはライダーズジャケットにワークブーツ位だし。
何よりそれまでのイベントフォト観たらさすがに怖そうなイメージ、そっちがデカかったんですよね。
興味が無いわけじゃなかったんですけど、やっぱり不安。未知の絶対領域で、敷居もハードルもチョモランマ級です。
時間があったら行ってみますね。って曖昧にしてたら、「これ、着てくればいい!」って黒色のラバータンク手渡されました。
「サイズきついけど、そういうものだから。もし来られなくても返さなくて良いからね。今日のお礼。来られそうなら着て来てね」
ちなみラバータンク、12000円でした。タグ、付けっ放し。未使用という意味だったのかな。
写真:nwzonline.de, redplaces.com