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あそこ vol.5

あそこ vol.1
この作品はフィクションであり、登場する団体・人物などの名称はすべて架空のものです。 自己紹介 まずは自分のプロフ・ご主人様である「付けさせた人」と出会った顛末です。 自分の簡単なプロフです。 現在27歳、身長182cm~183cm、体重70...

付けさせた人のお宅へ出入り開始!の巧妙な罠

レザーイベントの後、彼のところへ出入りするようになったんだけど、最初はGAYもエッチも何も無し。

純粋に遊びに来ました、飯おごってください、呑み連れてってください、終電乗れんかったんで泊めてください。

そんな貧乏新社会人の庶民小市民レベルのタカリです。都心域での緊急シェルター。彼も快く受け入れてくれました。

先輩のフトコロを当てにしまくる後輩、コバンザメの図式の延長戦ですね。何しろカネ持ってる人だもん。

程々にたかって適当な時期に手を切れば良かったのに、貧乏性だから今度の奢られで最後にしよう!の繰り返し。

危機感も何となく麻痺してっちゃうしね。

その見返りにね「これ頼まれてよ、急がないからさ」などと人畜無害な事務仕事依頼みたいなものはよくありました。

タカリっぱなしじゃ気が引けもするけど、時々「頼まれてくれる?」があるでしょ。気持ちの負債が減っちゃうわけ。

もちろんソレに対する正当な対価を出して下さるんです。外注は俺の本業に差し障らない程度の頻度と分量でね。

「頼まれてくれる?」の報告やら資料データの納品・持ち返しがあるから、彼のところへ足運ばざるを得なくなるよね。

その時はまだ真っ当な正社員勤務で時間が空くのは退勤後と土日休日。アポしておけばいつでも受け取りOKでした。

時間外で、最初こそ「お邪魔します。入ってもいいですか?」でしたが、ハードル、バンバン低くなるんですよ。

そのうち、スペアキー持たされてね。好き勝手に出入りして良いから‥‥ってね。誰も居なけりゃ置いて帰れ!ってね。

でも疑問、持てなかったんだよね。暗い玄関にメモ書きあってね「どこぞに居るから飯食いに来い」とかね。

これもさ、書いてて気付いたんだけどさ、アイツの戦略だよね。

正直、その当時は「付けさせた人の黒い野望」には気付きませんでした。経験無いですもん。

歳、離れてますしね。自分を奴隷にしようと企んでるな?なんて考えすらしませんよ。それこそ妄想ですよ。

いや、そんな妄想すら浮かびませんでしたから。浮かぶほうが絶対おかしいし、シモベになりたいとも思わない。

完全にお友達感覚でした。そして先輩後輩な感じ。その時の勤務先の鼻持ちならない先輩とはまるで違う。

俺ね、最初はお名前で呼んでたんだけど何時しか「アニさん」てね。今はね「親方!親分」ですけど。

俺は対外的以外には社長とは呼ばない。オフィスでもスタッフさんは「親方」だの「棟梁」って呼んでるし。

ヤツは俺を呼ぶ時にはスタッフさんに「あの*M変*(変態M)呼んで来て!」だから。同じレベルだな。

ダメ押しが職場退職

ある企業に正社員入社して1年少しでソコを去るコトになりました。

全く個人的な理由です。付けさせた人の企みは一切ありません。ヤツはその会社の株主では無いからどうにもできん!

そこで困ったのが住居の確保です。自分は独立、独り暮らしで実家には戻れない。

家族関係のモンダイではありません。不動産的な都合です。実家狭いからね~、俺の割り込む余地無し!

その時点で一人暮らししていたのは23区の西部域、練馬ナンバーのエリア。電車は2路線?
だけどその辺りでも部屋代というのは中々に高水準!生活の基本「住」の危機!

彼に相談したんですね。藁をも掴む気持ちです。住む「家」じゃないんですよ、仕事の方。そっち。

何かしらつてが無いかって思いまして。彼、顔が広いですしね、高望みしなければ拾ってくれそうなトコ!ってね。

そうしましたら「仕事」では無くて「住」の方で対処して下さいました。オマケって、非正規ながら仕事もね。

ご自身の事業用資産、投資物件の中から手頃なモノを斡旋?して下さったんです。しかも渋谷区!

管理費+αな格安賃料で中央線なら211系(当時は115系)電車での運転がメインの区間・沿線のそれと同レベル。

部屋さえあれば、アルバイトでも喰い繋げるし、時々はメシぐらいは喰わしてやる!ってね

敵としてはまたとないチャンスですよ。

正社員雇用であれば調教施設への送致は事実上の不可能。まさか退職させてまで!なんてのは有り得ませんから。

しかし非正規雇用であればハードルは低い。職種や業種によっては相当なレベルまでに融通が利きます。

部屋は自分の事業用物件、奴隷候補の仕事場さえ自分の息が掛かった処、雇用調整依頼すら意のまま?

お釈迦様と孫悟空ではありませんが、彼の掌の上な俺。

ヤツから見たら檻に落ちこんだに等しい獲物です。「あそこ」送致へのカウントダウンの始まりです。

続く…

写真:kita-colle.com/, mutennka.com, okamoto.nice.mepage.jp

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