「俺のチンポ、どこいっちまったんだ?」
そう思った瞬間、ペニスの根元が締め付けられる感覚がレイを襲う。
何かがレイのペニスと金玉にしっかりと取り付けられた。
「チンポを固定された!?」
ペニスはそこに存在しないが空間は繋がっているため感覚は伝わるのだ。
どうやら空間の向こう側でペニスの根元を固定されてしまったらしい。
これでは仮にパンツを外せたとしてもペニスをこちら側に戻すことができない。
レイは激しく焦りながら、何とかしてペニスを引き戻そうとリングのこちらから太い指を入れてみた。
「あ、金玉…」
レイの指先には確かに自分の金玉の感触があった。
と、その瞬間、レイのペニスに激しい痛みが襲った。
「ぐぅおぉぉぉぉぉぉぉぉ」
雄の悲鳴を上げてのけぞるレイ。何が起きたのか分からない。
呆然としながら今起きたことを整理しようとするがやはり分からない。
「確かに俺の金玉はあった。向こう側には俺のチンポがある」
レイはそのことを確実に確かめようと、今度は違う位置からもう一度指を入れてみた。
「う゛ぅわあぁぁぁぁぁぁぁ」
これは電撃だ! 向こうの空間に何か入れようとすると電撃されるんだ!
向こうの空間では確実に俺のチンポを拘束しようとしてる。意図的なのは明らかだ。
「どうする? 何か手はないのか」
「一体誰がこんなことを?」
「俺のチンポをどうするつもりなんだ?」
疑問は次から次へと湧き上がるがいかんせん情報がない。
あれこれ考えあぐねているうちに次の刺激がレイのペニスを襲いはじめた。
カリ首にリングのようなものが嵌められ固定される感覚。
同時に上下左右4方向から竿全体に何か押し当てられる感覚。
そして亀頭を何かで挟まれるような感覚。
さらには金玉も何かで軽く押さえつけられるような感覚。
「ああ、そこは!」
最後の尿道口に何か挿入される感覚にレイは思わず声を上げた。
何をされようともレイには為す術がない。
レイは全神経を研ぎ澄まして次に来る刺激に備えた。
「あああっ…」
しかし次に来たのはレイが予想していた刺激ではなかった。
「気持ちえぇぇ…」
今まで味わったことのないようなえも言われぬ快感がレイを断続的に襲う。
柔らかな振動にも似た刺激がレイの金玉に優しく伝わり、竿には海綿体の奥に染み込むような深い刺激が押し寄せる。
そして亀頭にはとろけるような甘美な刺激が休みなく伝わってくる。
「勃起パルスってやつか!」
「あぁぁぁぁぁっ、きもっちええぇぇぇぇぇ」
レイのペニスはたちまち膨れあがりギンギンに勃起し、あっという間にレイ自慢の18cm砲が完成した。
あまりの気持ちよさに早くもレイはイきそうになる。
「あああっ、イクッ」
金玉にたっぷりと溜まった5日分の精液が発射位置につく。
「あああっ、あっ?」
しかし、あと少しで射精すると言うところまできて、突然刺激は止まった。
「えっ? 射精させてくれよ」